K・Aさん65歳女性、気管支喘息のコウケントー光線治療
保育士の仕事をされているK・Aさんは、数年前に気管支喘息を起こすようになり、季節の変わり目は喘息症状がひどいとのことです。
叔母の紹介でたんぽぽに来院しました。
日中の気温差や保育の仕事が忙しく疲れが溜まると、息苦しさや咳が出てしまうようです。
また、夜間は咳と痰とのどの不快感で眠れず、滅入っていました。
こういうケースでは、光線治療とマッサージを行い、喘息症状の軽減と体のこわばりや疲れを取るようにします。
治療用カーボンは、3000-5000番、5002-5002番、3001-4008番を使っていきます。
今回は、喘息症状と疲れを取るために、3001-4008番を使用。
照射部位ですが、喘息症状の軽減は下半身をしっかりと当てることです。↓
たっぷりと下半身照射を行った後は、腰背部に照射します。
背部(肩甲骨間部)では、まず大きく当てて(10分間)、小さく当てます(20分間)↓
最後に左右咽喉部をよく当てます(各10分間~15分間)↓
合計60分間の光線照射後は、マッサージをして、咳をして硬くなっている背中を中心にほぐします。
K・Aさんは、週に1回の通院治療を3ヵ月間行い、喘息症状が和らぎ、現在は月に1回~2回の通院治療を継続中です。