I・Kさん77歳女性、日光アレルギーのコウケントー光線療法

知人の紹介で、変形性膝関節症の痛みの治療で来院されたI・Kさん。 日光アレルギーを患っているらしく、とても不安がっていました。 光線治療を行う前に、念のために、皮膚に皮疹が出るなどの説明をします。光線治療はしばらく10分間だけ。 照射部位は、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・背正中部(1号集光器)・胸部(1号集光器)をいきなり当てます。 治療用カーボンは3001-3001番を使います。 10分間の光線照射の後は、マッサージなど、変形性膝関節症の施術を行います。 10分間の全身光線では、反応が出ないことが多いです。この10分間全身光線を1週間に1回行っていきます。 5回~10回くらいの10分間全身光線を繰り返すことで、日光アレルギーが光に対して不反応状態となり、照射時間を10分間→15分間→20分間→25分間→30分間と伸ばしていくことができます。 30分間の光線照射を2回~3回行い、反応が出ないことを確認してから、はじめて変形性膝関節症の光線治療を行います。 この方法で光線治療をした結果、皮疹が出るなどの反応もなく、I・Kさんは現在、治療用カーボン3001-4008番を使い、変形性膝関節症の治療を週に1回受けに来ています。
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