風邪をこじらせて病院治療を受けていましたが、咳がひどくて息苦しさを感じて再診を受けたところ、気胸で即入院。
ドレナージの予定が手術になってしまい、しばらく入院生活。退院後にコウケントー光線治療を当てたいが大丈夫ですかとお電話がありました。
もちろん、大丈夫ですから当てに来てくださいとお返事をしました。
気胸治療後のコウケントー光線治療は、3001-5000番を使います。
照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腰部・背正中部・後頭部です。
それから左右の鎖骨下部を2号集光器を使って各5分間照射します。
毎週、全身光線を行いますが、しばらくしたら、気胸再発予防のマッサージを併用します。
大袈裟なものではありません。ただ仰向けになって、エステで言えば「デコルテの部分」を軽ーくマッサージするだけです。
胸の筋肉を柔らかくほぐしてあげます。これだけで十分に予防できる場合があります。
もっと光線療法に慣れてきたら、照射方法は変わります。
治療用カーボン3001-4008番に変更して、基本照射(両足裏部・両膝部・腹部・腰部・背正中部)をした後に、次に左右鎖骨下部と左右胸部の照射、最後に仰向けで左右の脇腹部(←肺の横)を当てます。
デコルテから脇腹のマッサージでバッチリです。
健康管理と気胸の再発予防の両方を目的にコウケントー光線治療を行いましょう。