E・Oさん66歳男性、気胸術後のコウケントー光線療法

E・Oさん66歳男性、気胸術後のコウケントー光線療法

風邪をこじらせて病院治療を受けていましたが、咳がひどくて息苦しさを感じて再診を受けたところ、気胸で即入院。

ドレナージの予定が手術になってしまい、しばらく入院生活。退院後にコウケントー光線治療を当てたいが大丈夫ですかとお電話がありました。

もちろん、大丈夫ですから当てに来てくださいとお返事をしました。

気胸治療後のコウケントー光線治療は、3001-5000番を使います。

照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腰部・背正中部・後頭部です。

それから左右の鎖骨下部を2号集光器を使って各5分間照射します。

毎週、全身光線を行いますが、しばらくしたら、気胸再発予防のマッサージを併用します。

大袈裟なものではありません。ただ仰向けになって、エステで言えば「デコルテの部分」を軽ーくマッサージするだけです。

胸の筋肉を柔らかくほぐしてあげます。これだけで十分に予防できる場合があります。

もっと光線療法に慣れてきたら、照射方法は変わります。

治療用カーボン3001-4008番に変更して、基本照射(両足裏部・両膝部・腹部・腰部・背正中部)をした後に、次に左右鎖骨下部と左右胸部の照射、最後に仰向けで左右の脇腹部(←肺の横)を当てます。

デコルテから脇腹のマッサージでバッチリです。

健康管理と気胸の再発予防の両方を目的にコウケントー光線治療を行いましょう。

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