胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃下垂などは腹部の光線照射をしばらくの間は行わない。
お問い合わせを頂きました胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃下垂の光線照射方法を皆さんにもシェアしたいと思います。
上記の病気では、しばらくの間は、コウケントー光線治療の腹部照射は行いません。
なぜなら、場合によっては吐血することがあるからです。
当てている間は、とっても気持ちいいんです。でも照射後に、腹痛を伴うことがあります。
では、どのように照射をするか。
治療用カーボン3001-5000番、または3000-5000番を使って、両足裏部・両膝部・両足首部・腰部・背正中部・後頭部・左右咽喉部をそれぞれ5分間ずつ当てます。
この当て方を1ヵ月、2ヵ月、場合によって3ヵ月と様子を見ます。それから、各部位の延長照射を行って、合計45分間当てます。
これで大丈夫なら、2号集光器を使って左右下腹部を各5分間照射。(毎日または隔日。)
また、しばらくの間、様子を見て大丈夫なら、1号集光器で腹部または上腹部に5分間光線照射。
腹部は通常、集光器を使用しませんが、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃下垂などの場合には、1号または2号集光器を積極的に使用します。
たんぽぽに通院されている胃潰瘍の方は、2年間ずっと腹部は1号集光器を使用し、その代わりに、背正中部は1号集光器で15分間~20分間と長めに当てています。