そんなにすぐには効果を実感できないこともあります。焦らず毎日当てて下さい。

光線研究 第442号
■質問
光線治療を行う際の一般的な注意について教えて下さい。
■答え
光線治療で大切なことはまず、1日1回の治療を毎日繰り返して行うことです。
光線治療は通常の薬物療法や、物理療法とは異なり、光線の光と熱を身体に照射することによって抗病力を向上させて自分自身の身体の力で病気を治していく治療法です。
したがって、体力が落ちていたり、長期間にわたって体調がすぐれなかったりした場合には、治療効果があらわれてくるまでには治療期間がある程度必要な場合が少なくありません。
病気にかかってしまうと焦りから性急に結果を求めてしまいがちですが、このような時にこそ毎日繰り返してじっくりと治療に取り組むことが大切です。
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次に治療方法についてですが、治療を行う時間帯は朝、昼、夜のいつでもよろしいのですが、毎日規則的に治療を行うためには、自分に都合のよい時間帯を定めておくこともよいと思います。
治療時間については、全体で何時間までというような制約は特にありませんが、治療終了後に疲れやだるさを感じない程度にすることが必要です。
また、光線治療は、先ほども述べたように生体リズムを整えながら治療する療法ですので、患部局所のみの治療ではなく、両足裏部や両膝部などの全身の血行を改善するために必要な部位も必ず照射するようにして下さい。
照射するときは、どの部位も必ず直接素肌に照射します。
また熱くせず、ちょうど気持ちのよい感じで行って下さい。
熱いのを我慢して治療しても治療効果はあがりませんので、注意しましょう。
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