急性中耳炎、耳管狭窄症、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎の可視総合光線療法

光線研究 第481号
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【急性中耳炎】
幼児では解剖学的特徴即ち耳管が未発達で太く短く、水平に走っているために、鼻腔の炎症が耳管を通って中耳に簡単に侵入し中耳炎をおこし易い傾向があります。
【耳管狭窄症】
上気道感染、上咽頭疾患、鼻疾患、中耳炎の膿排泄などによっておこります。
【滲出性中耳炎】
耳管狭窄、急性中耳炎、急性中耳炎の不十分な治療などが原因となっておこります。
【慢性中耳炎】
多くは急性中耳炎から慢性に移行します。
【真珠腫性中耳炎】
真珠腫性中耳炎は悪性の中耳炎です。耳漏は悪臭があることが多く、耳漏に血液が混ざるようになります。
《光線治療》
■治療用カーボン
3001-4008番、または1000-3001番。
■光線照射部位
両足裏部・両足首部・両膝部・腰部・後頭部(1号集光器使用)・左右咽喉部(2号集光器使用)・左右乳様突起部(2号集光器使用)を各5~10分間、左右耳部(2号集光器使用)を10~20分間。
1日1回の光線治療を行います。耳の症状が強いときには1日2回の治療を行うことがあります。
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