卵巣のう腫の可視総合光線療法
光線研究 第515号
38歳 女性
私は、38歳の女性ですが半年程前、急に下腹部に痛みが出ました。
寒い季節だったので、冷え症の私は、冷えと下痢のためと思っていました。
下痢ではないのに時々強い痛みが現れるので、気になりましたが、そのままにしておりました。
4か月前、耐えられない激痛が下腹部に走り、病院で検査を受けました。
結果は5cm大の右卵巣のう腫で、貧血もみられ、今後さらに大きくなりやすいと言われました。
しかし、手術適応の7cmになってないため、暫く様子をみるとの担当医の話しでした。
3ヵ月前、MRIの検査で、卵巣のう腫の大きさが7cmになったのがわかり手術を勧められました。
私は、病弱な体質だったので、術後体力が持つだろうか、早めに元気になれるだろうかと悩み、手術を避けたいと考えていました。
そんな折り、6年前の出産時に光線治療で助けられたことを思い出しました。
今回も、光線治療で何とかなると考え、思い切って自分の意思で手術を断りました。
担当医からは、「暫く猶予をあげるが、経過により必ず手術が必要」と言われました。
光線治療器は何年も使用をしていませんでしたが、光線治療に賭けてみようと思い早速光線研究所附属診療所を受診しました。
治療用カーボンは、3001-4008番を使いました。
照射部位は、両足裏部・両膝部・腰部・左右下腹部(1号)・背正中部(1号)・左右肩部(1号)・後頭部(1号)でした。
照射時間は、両足裏部・腰部・右下腹部・左右肩部は各10分間、両膝部・左下腹部・背正中部・後頭部は各5分間治療しました。
光線研究所附属診療所の診察で、下腹部が随分硬いといわれ、また、肩の張り感も指摘されました。
卵巣のう腫を中心に肩の治療も行うことになりました。
病院の手術を断ったことに不安が募りましたが、光線研究所附属診療所の指示通り、必死で3ヵ月間休むことなく光線治療を継続しました。
光線治療を続けるうち、冷えていた足も腰も温まって、下腹部の痛みがいつとはなしに無くなり、家族や友人から「血色がよくなった」と言われました。
病院での検査日に、恐る恐る検査を受けたところ、医師が「あれ?確か右の卵巣が腫れていたのに、殆どわからなくなっている。貧血も改善しているし、手術の必要はないですよ」と言われました。
医師が、以前のMRI等の写真を不思議そうに何度も見比べていたことが印象的でした。
私は、この結果は光線治療のおかげと確信し、心から嬉しく救われた思いでいっぱいでした。
その後も、体力作りを目的に光線治療を日課として行っております。
もちろん、下腹部の痛みも全く現れておりません。