蓄膿症と掌蹠膿疱症の可視総合光線療法

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光線研究 第512号
74歳 女性
症状の経過
15歳くらいから鼻はずっと悪かった。
60歳頃から後鼻漏が増え、鼻茸が大きくなって呼吸がしづらくなったので手術を受けた。
しかし、術後も後鼻漏が続き鼻の調子は不良だった。
数年前から手の平と足裏の皮膚が荒れ、皮膚科で掌蹠膿疱症と診断され、薬を塗布していたが、効果はなかった。
光線治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部10分間、両足首部・両膝部・腰部・後頭部・左右咽喉部・鼻部・左右手掌部を各5分間を照射した。
治療の経過
光線治療3ヵ月ほどで、手足の皮膚はきれいになり、口からあふれるほど出ていた後鼻漏も少なくなった。
殆どなかった嗅覚も、トイレの臭いなどの強い臭いは判るようになってきた。
蓄膿症から頭痛が起こっていたが、殆どなくなった。
光線治療4年目の現在、寒いとやや鼻汁が出るが、光線治療を続けていると、鼻はすっきりする。
嗅覚もほぼ正常に回復し食事も美味しくなり、皮膚病の掌蹠膿疱症の再発もない。
【解説】光線研究所附属診療所
鼻や喉の炎症が長引くと病巣感染で手足の皮膚病が引き起こされることがよくみられます。
本治験例の掌蹠膿疱症は明らかに鼻疾患の病巣感染が原因と思われます。
鼻や喉の炎症を改善したことでこの皮膚病も完治させることが出来ました。
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