頸性めまい・変形性腰椎症に可視総合光線療法
光線研究 第559号
頸性めまい・変形性腰椎症 75歳 女性
症状の経過
60歳時、夫が亡くなってからパートの仕事や趣味の絵画などで忙しくストレスが多かった。
64歳時、体がふらつくようになり不安感で行動範囲が狭くなってきた。
内科検査では異常なく、整形外科では頸椎に変形があり、肩や背中の凝りもあったのでふらつきは頸性のめまい感ではないかと診断された。
整形外科で電気治療などを受けふらつきは改善した(骨量は少なかった)。
65歳時、ふらつきが再発、腰痛もあり電気治療では改善がないため友人の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
治療用カーボン3002-5000番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部を各10分間、腰部・首すじを各5分間照射。
治療2ヵ月目から腹部を5分間追加照射。
治療の経過
毎日自宅治療を行った。
治療1カ月後よりめまい感、肩凝りが幾分軽くなってきたが、背中の凝り、重圧感は続いた。
治療3~5カ月後にめまい感、肩凝り、背中の重圧感、腰痛は改善した。
治療7ヵ月後、めまい感はないが背中の凝りがあるため治療用カーボン3002-4008番に変更して治療を継続した。
治療1年で症状はほぼ治癒し、その後は治療していなかった。
75歳時、変形性股関節症のため光線研究所附属診療所を再診しその治療を続けている。