呼吸器系のコウケントー光線治療のコツは、初めから胸部を当てないことです。背中も当てないことです。場合によっては、お腹も当てないこともあります。
なぜなら、肺や気管支を刺激して症状が強く出る場合があるからです。
では、呼吸器系のコウケントー光線治療方法はというと、下半身と左右咽喉部を良く当てることから始めます。
たんぽぽ光線は、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・大腿部後面などの下半身照射を十分に行い、あとは左右咽喉部を当てます。この当て方で、光線を身体に馴染ませるんです。週1回の光線治療を行うとしたら、1~2か月間はこの当て方です。
そうしたら次の1か月間は、腹部・腰部を追加照射して、さらに光線治療の効果を高めていきます。
3か月目~4か月目になって背部(または肩甲骨間部)と胸部の光線照射を行います。
呼吸器系のカーボンは、3000-5000番や5002-5002番を使うのが一般的ですが、刺激が強くなる場合もあり、たんぽぽ光線では、初めは3001-5000番や3002-5000番などのカーボンを使い、徐々に3000-5000番などを使うようにしています。
早く治したいと初めから「のど」に当てたりしてもなかなか効果を実感出来ませんので、遠回りですが、下半身から全身光線へと少しずつ移行すると効果は出やすくなります。

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