8歳男児、アトピー性皮膚炎の光線照射で皮膚がさらにジュクジュクになってきたけど、どうしたらいいですか。

8歳男児、アトピー性皮膚炎の光線照射で皮膚がさらにジュクジュクになってきたけど、どうしたらいいですか。

もともとほっぺ、手の甲、膝裏、肘裏、アキレス腱の皮膚がジュクジュクになっていたけど、もっとジュクジュクになってきたそうで、母親が心配になってたんぽぽに電話相談をしました。

何か不安ですよね。大丈夫かなぁって。でもジュクジュクが落ち着いてくるまで、乾燥してくるまで毎日光線を当て続けて大丈夫です。心配は無用です。

では、このジュクジュクの正体は何だと思いますか?

答えは、「リンパ液」です。リンパ液がリンパ管や血管からちゃんと吸収されないと皮膚から漏れてしまいます。

こんな時のコウケントー光線治療は、リンパ液がちゃんと吸収されるように全身光線照射を行ってください。

治療カーボンは3001-3002番。

両足裏部・両足首部・両膝部・両膝裏部・腹部(腹部照射の時についでに両肘裏部も当てる)・腰部・左右咽喉部を各5分間~10分間照射。

いつ治まってくるかは分かりません。1年かかるかもしれないし、2年かかるかもしれませんが、必ずジュクジュクはなくなりますから当て続けてください。

※血行が良くてもリンパ液の流れが悪いこともあります。リンパ液の流れが悪い時は、

①筋肉や皮膚をほぐすこと。

②動物性タンパク質を摂ること。(タンパク質の一種であるアルブミンを増やすとリンパ液が吸収されやすくなります。)

※どんな皮膚病でも良くなったり悪くなったりを繰り返しますが、少しずつ良くなっていきますから、年単位で光線治療を継続していきましょう。

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