今回は、たんぽぽで相談が比較的多い腱鞘炎、TFCC、ばね指・へバーデン結節などのコウケントー光線治療法をシェアしたいと思います。
皆さんがご自宅で光線治療を行う時は、どうしても痛みがある患部照射のみを行うことが多いです。
患部照射のみで治ってしまうのは、約50%くらいでしょうか。比較的新しい痛みの時は、患部照射だけでOKです。
発症後に病院治療を受けてもなかなか思うような結果が出にくく、痛みや症状が長引いた時は、コウケントー光線治療を併用するといいでしょう。
長引いた痛みは、患部照射だけではなく、全身治療を行ってから患部照射を行います。
治療用カーボンは、主に3001-5000番、3001-4008番を使います。
長引いた痛みや症状が強い場合は、1000-3001番、3002-4008番、1000-3002番を使います。
※3002番は3か月以上治療しても改善しない場合に使うことが多いです。
腱鞘炎・TFCC・ばね指・へバーデン結節のコウケントー光線治療は、両足裏部・後頭部・肩甲骨間部・胸部・上腕部・前腕部を各5分間~10分間照射。
それから患部照射を5分間~15分間照射。
最後にマッサージなどの施術を施すとより効果的です。
臨床経験上、光線は肩甲骨間部を良く当てるといいでしょう。施術は前腕部をしっかりもみほぐしといいです。
最低半年、1年はかかりますので、気長に続ける気力が大切ですよ。