Y・Hさん72歳女性、乳癌抗ガン剤治療後に胸がカチカチ鉄板のようになった時のコウケントー光線治療
Y・Hさんは抗ガン剤治療後、患部の胸が鉄板のようにカチカチになりました。
担当医の先生は、「コリ」と言われたそうです。
こういう症例は他にもありまして、乳房全摘手術と放射線治療後に患部がカチカチにこわばることもあります。
皮膚の突っ張り感が強くなったものですが、腕を上げる時の障害になったりもします。
では光線治療の照射方法ですが、コリやツッパリ感などは、1000-3002番、1000-3001番などを使います。
照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腹部・腰部・肩甲骨部(←患部の裏側)・後頭部・左右咽喉部です。
とくに患部裏側の肩甲骨部をよく照射します↓
光線照射後に軽く背面部をマッサージします。
Y・Hさんの場合は、1年後に胸のカチカチ感は消失しました。
手術後などで皮膚がこわばっているときも、患部裏側の肩甲骨部に光線照射をよく行い、背面部全体をマッサージするといいでしょう↓