O・Mさん71歳女性、脳梗塞後遺症のコウケントー光線治療
O・Mさんは、幸いにも発見が早くて梗塞を溶かすお薬で回復され、病院で6ヵ月間のリハビリにほぼ毎日通院されていました。
リハビリのおかげで機能回復が良くなり、日常生活を送れるまでになりました。
ただどうしても右手のしびれ、右足の重だるさ感と足が動かしにくい、右腕を上げにくい症状は気になっていたようです。
O・Mさんは、捻挫などのケガでたんぽぽに通院されていたこともあり光線治療は知っていたので、脳梗塞後遺症にもいいのか尋ねてきました。
「コウケントー光線治療はどんな痛みや症状にも対応できるので、試してみては?」と言いました。
いざ体の状態を診ると、全体にこわばりが強くあります。こわばりがあると血管や神経の圧迫するので血流障害やしびれなどの神経障害が出ます。
長い間、身体のこわばりを放っておくと、自律神経が過緊張になり、こわばりが取れにくくなり、さらに血流が悪くなって、冷えを起こし、不眠・便秘・食欲減退などの自律神経症状を呈します。
こういう場合の治療用カーボンは、3001-4008番または3002-5000番で様子を見ますが、今回は強いこわばりを取りたかったので3001-4008番を選びました。
両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・後大腿部・腰部・肩甲骨間部・後頭部(←再発予防に良い)・左右咽喉部(再発予防に良い)を合計40分間照射。
光線照射後にマッサージを施します。
週に2回の光線治療とマッサージを3ヵ月間(治療回数24回)で、右手のしびれはたまに出るくらい、足の動かしにくさは夕方に出る程度、右腕はしっかりと挙上できるようになりました。
※今回は3001-4008番を使いましたが、3002-5000番、3002-4008番、5000-6006番、1000-4002番などの組み合わせも麻痺やこわばりに良いです。