食道静脈瘤の可視総合光線療法②
光線研究 第508号
食道静脈瘤の可視総合光線療法
光線治療は、食道静脈瘤の原因である悪化した肝臓への血流状態を改善することを主目的に行います。
安静と光線治療により肝臓への血流を増やし、栄養に富んだ血液を供給し肝臓の負担を軽減することで、食道静脈瘤への影響を少なくします。
肝臓病治療は、安静休養をとることが大切です。
特に慢性肝炎や肝硬変の場合、食後30~60分間は横になり休養することが必要です。
治療用カーボン
3001-4008番、1000-3001番。
光線照射部位
両足裏部、両足首部、両膝部、腰部、背正中部(1号集光器)・後頭部(1号集光器)、肝臓部(2号集光器)、上腹部(2号集光器)、左右咽喉部(2号集光器)
光線照射時間
各部位5~10分間。