膝関節部の手術後の痛みやしびれに可視総合光線療法
可視総合光線療法 治療報告と症例集P73
膝関節の手術後の痛み、下肢のしびれが改善 65歳 男性
1年前、急に右膝が痛み出し、整形外科を受診した。
変形性膝関節症と診断され、膝の水を8回抜いた。
その後、膝が徐々に曲げられなくなり、関節鏡検査を受けた結果、手術を勧められ、3ヵ月前に膝の手術を受けた。
しかし、膝関節の術後も、歩行時に右膝の痛みが続き、膝にも力が入らず、さらに手術創部の痛み、右下腿のしびれもあった。
整形外科では注射を受けていたが、ほとんど改善がないので、以前から光線治療をしていた妻に勧められて、光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両膝部の表裏・右膝下部(手術創部)・腰部を各10分間、腹部・後頭部を各5分間照射。
治療の経過
3ヵ月間、毎日治療を続けた結果、徐々に膝に力が入るようになり、歩行が安定してきた。
右膝や手術創部の痛みはなくなり、右下腿のしびれも半減した。
初診時は新大久保駅より光線研究所付属診療所まで歩いて30分かかったが、3ヵ月目の受診時は駅の階段も普通に昇降できるようになり、光線研究所まで12分ほどで歩くことができた。
足にまだ冷えがあるので、自宅治療を継続。
治療6カ月後、整形外科で改善しなかった膝の状態は、ほぼ完治した。
治療4年後の現在、右膝はとくに歩行にも支障なく、食欲・便通・睡眠も良好である。
関節痛の再発予防と健康管理のために光線治療は継続している。