膝の痛みとむくみに可視総合光線療法

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可視総合光線療法 治療報告と症例集 P68
両膝の痛みとむくみが改善して、血圧も安定 84歳 女性
高齢のため膝や腰が痛く、とくに膝は左右とも腫れて痛みが強く、外出もしたくない状況であった。
夜間には痛みで目が覚めることがあった。
また2~3年前より血圧が高く、息切れもあったので、降圧剤の服用を始めたが、手足がむくむことがあった。
光線治療を行っている近所の人に、光線治療で体調がよいと聞き、その方の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・ふくらはぎ部・両膝部・腰部を各10分間、
腹部・腰上部・後頭部を各5分間照射。
治療の経過

足腰が痛く、通院治療が困難なため、自宅で光線治療を開始した。
治療初期はやや熱く照射したため、治療後疲れが見られた。
その後は熱すぎないように照射距離を遠めにして、気持ちよい距離で治療を行った。
治療3ヵ月前後で、冷えが強かった足が温まり、膝痛で夜中に目を覚ますことがなくなった。
また尿がよく出るようになり、足のむくみが減ってきた。
治療5カ月後、むくみが減って息切れも多少楽になり、外出する意欲が出てきた。
治療1年後、膝痛や腰痛は日により変動があるが、1年前より動きが楽になった。
治療3年後の現在、血圧は安定してきた。
また、足腰は悪いながらも、日常生活はひとりででき、旅行にも行くことができるので助かっている。
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