光線研究 第448号 (転載許可済)
38歳 女性 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
流産後、急性肝炎を患い、1年間の入院生活を送り、退院後も約1年は肝機能の変動が続きました。
ここ3年間は肝機能の数値も正常に戻っていましたが、検査では慢性肝炎であると医師から注意を受けていました。
また、流産後に生理不順で婦人科検診を受け、子宮内膜症の症状がみられ無排卵性の生理のため子供はできないと言われていました。
しかし、驚いたことに妊娠しまして、年齢も38歳であるため大変強い戸惑いを覚えました。
8歳になる長男を産んだ時には、妊娠9か月目から妊娠高血圧症候群になり腎臓を悪くしました。
今回、肝臓を患っているうえ妊娠高血圧症候群のことも考えて、母が出産に対して大変反対しました。
病院の医師からも、良い返事はもらえませんでした。
堕胎すれば心も体も楽になると思う一方で、折角授かった生命に対して「自分はどうなってもよいからこの生命を生み出してやりたい」と思う気持ちが強くなりました。
婦人科医も、私の強い決意に「慎重に経過をみていきましょう」と言いました。
光線治療の力を借り、このまま妊娠を継続していきたいと願い、さっそく光線研究所附属診療所の先生より次の指示を受けました。
治療用カーボン3001-4008番
照射部位・時間:両足裏部・両膝部・左右下腹部(1号集光器)・背正中部(1号集光器)・肝臓部(2号集光器)を各10分間、後頭部(1号集光器)を5分間照射。
光線治療開始後、体調も良く、妊娠5か月を過ぎても何の異常もなく過ごせました。
この頃より、妊娠継続に自信が持てるようになり、皆から「顔色も良く元気そうだね」と言われ、このまま無事に出産できるよう頑張ろうと決意を新たにしました。
出産は予定日より2週間ほど早く少々小さめでしたが、とても元気な男の子でした。
心配していた妊娠高血圧症候群も起こらず、肝機能も落ちついており子宮の収縮も早かったため、婦人科医も非常に不思議がっていました。
持病がある高齢の母体より生まれながら、9年前に産んだ長男にも増し元気で母体の回復も著しく良いのは、光線治療の偉大な効果としか考えられません。
今後も、光線治療の力をお借りして母子共に元気で過ごすつもりです。