三叉神経痛や顔面神経麻痺や坐骨神経痛などの神経痛に光線療法の熱と光がよく効きます。
光線研究 第435号 (転載許可済)
66歳 女性 三叉神経痛
10年来の三叉神経痛で、左顔面の痛みがときどき発作的におこってくる。(原因不明)
痛みは最近になって強くなって来た。鎮痛剤を使用してもなかなか効果がないので光線治療を試してみることになった。
その他の症状として以前から腰痛もある。
■治療用カーボン:3002-5000番。
■照射部位・時間:両足裏部・両膝部・腰部を各10分間、左右下腹部(1号集光器)各5分間、後頭部(1号集光器)5分間、左耳介部(2号集光器)10分間照射。
■治療の経過
光線治療をはじめてから2ヵ月~3ヵ月目頃から顔の痛みはだんだんと和らぎ、6ヵ月目頃からは痛みも殆ど感じない程度になって来た。
患部の照射も1日1回とし、照射時間も5~10分間にして経過をみている。