熱傷(やけど)の可視総合光線療法

光線研究 第565号
熱傷の可視総合光線療法
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やけど受傷時は、まず水道水(流水)で患部を10~20分間洗い流しながら冷やします。その後に光線を照射します。
やけどの治療には全身並びに患部の血行改善が重要となります。
光線治療では熱と光エネルギーを補うことで、全身と患部局所の血行を良好にします。
血行改善はやけどによる痛みの軽減にもなります。さらに、熱と光エネルギーの補給は皮下でのビタミンD産生を促し、治癒に関与する種々の因子を増やして治癒を促進することになります。
また、やけどの治癒には感染予防が大切であり、光線照射は直接、間接作用によって患部の感染を予防し患部を少しでもきれいな状態に戻すことができます。
【注意】やけどは受傷の深さで第1度から第3度に分類されますが、第2~第3度のやけどは必ず病院を受診して下さい。
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