日々の疲れやだるさを取り除いてくれるコウケントー光線治療
実践治療報告集P285 (転載許可済)
64歳 女性 不眠症
若いころから、疲れやすい体質でした。いつも全身の重だるさがあるので、動くのも億劫になりますが、かといって寝込むようなことはなく、だるいだるいと言いながら仕事を続けてきました。
50歳ごろには、しだいに寝つきが悪くなりました。朝までよく眠れず、夜中に何回も目が覚めて、日中もすっきりしない日が続くようになりました。
受診した内科で更年期障害と診断され、いっときはホルモン剤を服用しましたが、全く改善がなかったので、睡眠導入剤に変更してもらいました。
すると、睡眠導入剤の服用で、以前よりは眠れるようになりましたが、1週間のうち半分ほどしか満足な睡眠はとれませんでした。
60歳を過ぎてからは、体力の低下を感じるようになったので、サプリメントを飲むようになりました。
ところが、かえって異常な疲労感と耳鳴りを感じるようになったので、すぐに中止しました。
昨年暮れには、風邪をこじらせて肺炎になり、20日間も入院しました。
退院後、友人から「体力がつくよ」とコウケントー光線治療を紹介されたので、光線研究所附属診療所を受診しました。
光線研究所附属診療所では、「からだの冷え、とくに下半身の冷えを指摘され、冷えが改善すれば自律神経のバランスがよくなって、体調も改善します」とアドバイスをいただきました。
自分では、からだの冷えを意識していませんでしたが、光線研究所でコウケントー光線治療を受けた日は夜まで足が温かく、とても気分よく過ごせました。何年ぶりかで熟睡し、翌朝は気分よく起きられました。
すぐにコウケントー光線治療器を用意して、自宅でもコウケントー光線治療を始めました。
治療用カーボン:3001-5000番。
照射部位・時間:両足裏部・両足首部・両膝部を各10分間、後頭部(1号集光器)左右咽喉部(1号集光器)を各5分間。
しかし、光線治療1カ月後あたりから、まただるさを感じるようになってきました。頭痛や胃のもたれも出てきて、本で調べたらうつ病の症状に似ていたので、慌てて光線研究所を再診しました。
光線治療法を変更して2ヵ月経過しましたが、だるさもほとんど感じなくなり、睡眠状態も安定しています。
変更後の治療用カーボン:3000-5000番。