手根管症候群によるしびれの可視総合光線療法
光線研究 第509号
手根管症候群 63歳 女性
60歳頃、仕事でよく手を使うせいか左手の母指から薬指のしびれが出てきた。
その後、右手指もしびれてきた。
病院を受診し、手根管症候群と診断され、局所注射を受けたが、効果なく、あとは手術のみと言われ通院を中止した。
63歳時、知人より光線療法のことを聞き、光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部10分間、両膝部・後頭部を各5分間、左右手首内側部、左右手指部を各10分間照射。
治療の経過
自宅で光線治療を始めた。
手首にも痛みがあったが、治療1ヵ月程で軽減した。
手指のしびれは、仕事が忙しかったり、寒さなどで強くなることがあったが、光線治療を続けているとしびれがひどくならなかった。
その後1年目、2年目と次第にしびれは軽減し、治療3年目には殆どしびれは消退した。