尋常性乾癬の可視総合光線療法
光線研究 第554号
59歳 男性
症状の経過
50歳代半ばから階段の昇りや荷物運びの時に息切れがするようになった。
2年前の人間ドックで、高血圧症と慢性閉塞性肺疾患(COPD)を指摘された。
1日100本以上吸っていたタバコを中止した。
禁煙してから食事量が増えて2ヵ月で8kg太り、その頃から下肢に皮疹が出現した。
痒みのためつい搔きむしってしまうため、急速に全身に発疹が広がった。
特に頭皮の痒みが強く、ふけ症になった。
皮膚科で尋常性乾癬と診断されステロイド外用薬を処方されたが、皮疹の減少や痒みの軽減が見られず、部下の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
4000-4009番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両膝部・左脛部・肩甲骨間部(1号集光器)・後頭部(1号集光器)・左右側頭部(1号集光器)・頭頂部(1号集光器)を各5~10分間照射。
治療の経過
光線研究所附属診療所に1日おきに3回通院治療を行った。
発赤が薄くなり、痒みが軽減したので治療器を求め自宅治療を開始した。
ところが、治療効果を焦り熱いのを我慢して照射したため照射部位が赤くなり痒みが増強した。
光線研究所附属診療所の指導により照射距離を40cm位にして再開したところ痒みはすぐに治まり、発赤も1週間で引いた。
自宅治療開始1か月半で新たな皮疹はできなくなったが、患部は色素沈着が目立つようになった。
この頃より労作時の息切れも感じなくなってきた。
6か月後には乾癬の症状はなくなり、息切れもしなくなった。
動脈血酸素飽和度(SPO2)は初診時94%から97%に改善した。
痰が多く出るようになったので、3000-5000番の治療用カーボンに変更し、両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・肩甲骨間部・左右咽喉部を各5~10分間の照射に変更し治療を継続している。
尋常性乾癬、アトピー性皮膚炎、湿疹などの肌トラブルの悩みの方は、ぜひ名古屋市のたんぽぽの光線療法を一度お試しください。
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