前立腺炎の可視総合光線療法

残尿感、痛み、排尿痛などの症状が出る前立腺炎に光線療法をかけると意外に気持ちがいい。
実践治療 報告集P210 (転載許可済)
60歳 男性 前立腺炎
数年前から、排尿するまでに時間がかかるようになり、排尿後も残尿感があって、不快な状態が続いていました。
ところが去年の暮れ、精液に血が混じっていて、びっくりして泌尿器科を受診しました。
PSA値は4.6ng/nℓ(60~69歳の基準値は3.5ng/nℓ以下)でしたが、エコー検査でも前立腺の腫れを指摘され、前立腺炎と診断されました。
1週間の抗生物質服用で、精液に血が混じることはなくなりましたが、残尿感は解消されず、排尿までの時間が長くなって、途中で尿が途切れるようになり、下腹部痛も出てきました。
2年前から脳出血で寝たきりの母の介護で、慢性的な腰痛もつらく感じていました。
このような症状を療術師の叔父に相談したところ、光線研究所附属診療所を紹介されました。
早速、光線研究所では、「まず、からだの冷えを解消させて、血液循環を改善し、新陳代謝を活発にすることが重要です」と言われ、光線治療を受けました。
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その後は、週2回の通院治療を受けました。
通院2回目には、今までより勢いよく排尿できるようになり、残尿感も少なくなりました。
5回の治療で、排尿までの時間が短くなり、足の冷え感もなくなり、母を起こすときの腰痛も軽くなりました。
そこで、光線治療器を用意し、1ヵ月後から自宅で光線照射を始めました。
仕事や介護の合間に自宅で光線照射できることは、私にとっては大きなメリットでした。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位:両足裏部・前立腺部(2号集光器)を各10分間照射、両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)を各5分間照射。
ほぼ毎日、光線照射を継続し、お蔭さまで3ヵ月後には頻尿、残尿、夜間尿もなくなりました。
泌尿器科の血液検査では、PSA値が低下し、炎症反応もなくなり、完治と診断されました。
体調もよくなり、腰痛もなくなり、介護の苦痛も以前とは比べものにならないほど軽くなりました。
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