癌治療で手術後、放射線治療中または治療後、抗がん剤治療中または治療後のコウケントー光線治療照射時間ですが、光線治療を初めて間もない時は、基本照射部位(両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部)を各5分間と患部照射を5分間から行います。
だんだんとコウケントー光線治療に慣れてきたら、1部位の照射時間を5分→15分~30分と延長していきます。
各部位の照射時間が長くなると全体の照射時間も当然長くなるので、午前中は下半身中心、午後は上半身中心、夕方は患部照射というふうに分けて当てるといいですよ。
(※2台あれば照射時間は半分になり、上記の当て方を1日2回行うことも可能になります。)
光線治療に慣れたら、小刻みに当てるより、それなりに長い時間を集中的に当てた方が効果的です。これがコウケントー光線治療のツボです。
(※それなりに長い時間とは、45分くらいです。)
コウケントー光線治療を行うのも体力が必要ですから、お肉を含めてバランスよく食事を取って栄養を全身に送り、また光線を当てての繰り返しで体調を上向きにしていきましょう。