アトピー性皮膚炎の可視総合光線療法
光線研究 第506号
アトピー性皮膚炎の光線治療
治療用カーボン:一般的には、3001-3002番、または3000-3002番を使います。
冷えや慢性疲労に対しては、3000-5000番、喉や鼻の炎症に対しては、3001-4008番をよく用います。
光線照射部位および時間
両足首部・両足首部・両膝部を各10分間。
●冷えが強い場合は、下肢(両足裏部・両足首部・両膝部)の照射時間を適宜延長する。
●鼻や喉の症状が強い場合は、鼻部5~10分間、左右咽喉部を各5分間照射する。
●アトピー性皮膚炎患部は、範囲により、集光器を必ず適宜使用し、各5~10分間照射する。
●皮膚の乾燥が強い場合には、保湿剤を塗ってから照射する場合がある。(注:保湿剤によるかぶれに注意が必要なこともある)。
●喘息がある場合は、肩甲骨間部も照射することがある。