お問い合わせを頂きました光線照射について。
たんぽぽのくさかべです。いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
この3連休も患者さんに多く来ていただいて、ありがとうございます。
日・祝も予約があれば施術している理由は、患者さん本人の自力通院が困難な場合があり、仕事の休みの日・祝に息子さんや娘さんが連れてきてくれるからです。
親孝行な方が多いので、何か見ていてほのぼのします。
さて、今回もメールや電話のご相談や照射方法を教えてもらうついでに光線を当てられに見えた方の光線療法についてです。
①子宮筋腫があり、指導書には股を開いて陰部に直接当てると書いてありますが、それ以外に照射方法がありましたら、教えてください。
たんぽぽ:横向きになって左右下腹部とお尻に向けて照射されるといいと思います。
それらを照射する前に、必ず両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部を各5分間照射。
しっかり下半身を温めてから患部の照射をすると効果的です。
②ガンの手術後のケアに光線療法をしたいのですが、カーボンの組み合わせや照射部位を教えてください。
たんぽぽ:治療用カーボンは、5000-1000番、3001-4008番、4008-1000番、6000-1000番などです。
照射部位は、両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部を各10分間照射後に、患部に20分間照射。
できれば1日2回されるといいですし、自宅に2台あれば、挟み込んで照射するとより効果的です。
③10代の女性のアトピー性皮膚炎のお悩みです。実際にお越しいただきました。
顔から首、背中、肘裏、膝裏がとくにひどく、からだ全体はアトピー肌です。
たんぽぽ:顔は赤みが強く、痒みも相当あり、花粉症をきっかけに症状がひどくなったようです。
アトピー性皮膚炎の場合、光線照射を行う前にしっかりと保湿クリーム(ワセリンや馬油など)を塗ってから当てます。
光線療法の初期は、顔や首は、絶対に当ててはいけません。
まずは、40~50cm離して両足裏部・両足首部・両膝部・両膝裏部・腹部・腰部に各10分間照射のみ。
光線療法は、治療回数に比例して身体が活性化していきますから、1回目より2回目、3回目の方が反応が強く出ることがありますので注意が必要です。
また、3回目くらいから体のいろいろな部位から浸出液が出てくることがありますので、きれいに洗って保湿を続けてください。
浸出液は光線療法で出し切ってください。
首から下の光線照射だけで、顔の赤みは消えますが、また赤くなります。
これは、繰り返すことで、自然に治まってきます。
光線療法を毎日行いたいところですが、肌の状態や肌の陽性反応を見ながら1日おきや2日おきに照射していきます。
大体3ヵ月から半年で落ち着いてきますから、あとは、首や肘裏や膝裏にアトピー肌が残ります。
その部分は、1号または2号集光器を使用して、根気に照射して、きれいにしていきましょう。
治療用カーボンは、3001-3002番です。
④近くの鍼灸院で鍼治療をしてもらっています。
光線治療器は自宅にあり、自宅で光線療法をしながら月に1回、鍼治療をしています。
光線療法は、鍼治療の前か後のどちらで行えばいいですか。
たんぽぽ:他の治療を併用している場合は、光線療法を行ってから、鍼治療をされると効果的です。
⑤娘(中学生)が腰椎分離症ですが、光線療法は効きますか。
たんぽぽ:はい、骨癒合を促進しますから、積極的に行ってください。
また、腰椎分離症による痛みで、腰回りの筋肉の緊張が強くなっていますから、光線療法は骨癒合促進だけでなく、筋緊張の緩和にも有効に働きかけます。
治療用カーボンは、3001-4008番または、3000-5000番を1日おきに使用。
両足裏部・両膝部を各10分間照射、腰部は20~30分間照射。
⑥病気の症状がなかなか改善しません。
アドバイスをお願い致します。
たんぽぽ:病気の症状を寛解させるだけの体力が付いていない証拠ですね。
今のあなたの身体の状態というのは、病院で処方されている薬の効果とその反面の副作用があり、光線療法はその副作用の軽減に、一生懸命作用している状態です。
なので、からだをより健康にするところまで光線療法が発揮できないだけでなく、体力や身体の機能も高まっていません。
時間はかかりますが、しっかりと処方された薬を服用し、光線療法で身体を温めて、光線療法で体力増強してください。
お薬と光線療法・生活習慣の見直しで、身体を整えていきましょうね。
またいつでもご相談ください。
光線療法に関するご相談はいつでもメールなどでご連絡ください。
光線治療器や治療用カーボンも販売もしていますので、お気軽にお問い合わせください。