お問い合わせの口腔がん術後のコウケントー光線治療
口腔癌のステージ3で20時間以上の大手術を受けられたそうです。
あごの骨を取り除き、代わりに腓骨(足の骨)から骨移植、リンパ節郭清し、術後の瘢痕部がつっぱり、違和感があるので光線治療方法を教えて欲しいとのご相談。
患部へは、3001-4008番を使って、口中部にガラス管で直接照射を20分間~30分間。そしてほっぺから20分間~30分間照射。1日2~3回行うといいですよとアドバイス。
瘢痕部以外は、1000-4008番を使い、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)を各10分間~20分間、そしてリンパ節郭清した部分(左右咽喉部あたり)を2号集光器で10分間ずつ照射。
1000番のカーボンは高いので、その他のカーボンで代用出来ないかと言われましたが、術後最低3年間は1000番を使って欲しいと言いました。
4年後からは、経過良好であれば、3001-4008番で大丈夫ですと答えました。