お口の中のトラブルは虫歯、歯周病、ドライマウス(唾液が少ない)、口臭、口内炎、知覚過敏、口唇ヘルペス、ガマ腫と色々とありますね。
これらはすべて歯科医院での治療になりますが、コウケントー光線治療のお口トラブルの目的は、口内循環を良くしてお口の中の免疫力を高めて、カンジタなどの雑菌の増殖を少しでも抑えることです。
お口の中には多い人で10億個、少ない人でも2億~3億の雑菌がいると言われています。
お口の中の免疫力を歯磨きなどの口腔ケアと併用してコウケントー光線治療を行っていきましょう。
口内の光線照射には、治療用カーボンは3001-3001番、3001-5000番、3001-4008番、3001-3002番などを使います。
①口内の光線照射は、2号集光器を使って口を出来るだけ大きく開けて照射します。この時、のどの奥に光が届くように当てます。気を付けて欲しいことは、舌に当たってしまっていると舌がヒリヒリするのでご注意ください。
照射距離は、2号集光器の先端から口の入り口まで10cm~15cmくらい離して照射します。
照射時間は、5分程度から始めてください。最大30分くらい当てる場合もあります。
②歯肉に光線照射を行う場合は、ガラス管(3号集光器)を使ってガラス管の先端を直接歯肉に当てます。
気になる部位を1つずつ当てますが、1か所5分間光線照射してください。
③最後は、2号集光器を使ってほっぺの外側から光線照射を行います。左右のほっぺの上下(上顎、下顎)の合計4ヵ所、または大まかに左右のほっぺに1か所につき5分間光線照射を行います。
①口内に照射、②歯肉に照射、③ほっぺに照射の3段階で口内循環を良くして唾液の分泌を増やし、口腔内の免疫や衛生を保つことができて、口腔トラブルの軽減に繋げることができます。