K・Sさん47歳女性、乳癌術後に抗ガン剤治療と放射線治療で低下した体力を回復させるコウケントー光線治療
左乳房の全摘手術と左リンパ節郭清を行い、その後に放射線治療と抗ガン剤治療をされたK・Sさん。
すべての治療を終えて自宅で養生している時に、友人が見舞いに来てくれて、その時にコウケントー光線治療の話を聞いたそうです。
早速、ご主人に連れてきてもらいたんぽぽに来院。
10㎏以上の体重減少で歩くのもやっとという感じでしたが、お顔は血色がよく元気でした。
さて、コウケントー光線治療方法はどうするか?
いきなり1000-4008番を使って全身治療をすると、疲れてぐったりしてしまいます。
はじめは3001-5000番でいいのです。
両足裏部・両足首部・両膝部・左右咽喉部のみを短く照射します。
それでも多少の疲労感が残ります。
治療3ヵ月目、自宅で横になることが少なくなり、出来る範囲で家事をこなすようになれたと言われました。
体力が付いてきたところで、腹部・腰部・後頭部・患部の追加照射を行います。
治療用カーボンは3001-4008番に変更です。
治療半年後、日常生活は手術前と同じように動けるようになり、お腹がよく空いてよく食べれるようになり、体重は元に戻ったと喜んでいました。
ここからは、1000-4008番に変更です。
リンパ外来にも通院されているようで、乳癌リンパ郭清部位の光線治療方法は図で示します↓
リンパを郭清したところの照射時間は5分ですが、たんぽぽでは図のように4台で15分照射します。
4台で当てた方が、リンパの流れが良くなりやすいからです。
通院1年後、現在はとても元気になり、体重はさらに2~3㎏増えました。現在も月に2回の通院治療を続けています。