めまいのコウケントー光線治療でめまいがひどくなった時の光線照射方法。

めまいのコウケントー光線治療でめまいがひどくなった時の光線照射方法。

めまいのコウケントー光線治療では、基本照射と眉間部・左右耳部・左右こめかみ部・左右咽喉部・後頭部などに光線照射をします。

今回、ご相談を受けた内容は、左右耳部や左右咽喉部や眉間部に光線照射を行ってみたら、めまいがひどくなったような気がしたということです。

症状に合った光線照射方法やカーボンの組み合わせがすべての方に適していることはありませんので、こういうご相談はよくあります。

では、今回のめまいの光線照射方法はどうすればいいのかを皆さんにシェアしたいと思います。

少しでも早く治りたいと初めからコウケントー光線治療を多部位に照射しないことです。特に首から上の光線照射は控えるようにしましょう。

やってみて初めて分かることですから、致し方ありません。

症状が強く出る場合は、基礎体力の底上げを図ることから始めて見ましょう。

治療用カーボンは、3001-5000番、3000-5000番、3002-5000番などを使って、両足裏部・両膝部・腹部・腰部の4か所に光線照射を各5分間。(←1部位15分間程度照射できるようになるまで続けます。)

上記の4部位を各15分間ずつ照射できるようになれば基礎体力が上がった証拠ですので、追加部位で後頭部・左右咽喉部・左右耳部・眉間部・左右こめかみ部などのうち、1つを選んで光線照射を5分間行います。

こんな風にして、基礎体力を上げながら少しずつ照射時間を増やしていき、また1部位ずつ追加照射していきます。

初めから攻めすぎると、体力のない体には光線治療の光化学作用と深部温熱作用が負担になることがあります。

※どんな病気や症状にも言えることですので、「症状を良くする光線治療の前に、基礎体力向上の光線治療」という考えを覚えておいてください。

PAGE TOP