Y・Sさん84歳女性、逆流性食道炎による胸のムカムカ感のコウケントー光線治療
いつもではないらしいですが、ときどき、食べた物が上がってくる感じで、胃や胸がムカムカして、吐き気がすることがあるそうです。
どの内臓も、内臓神経(自律神経)によって、支配されているので、まずは、自律神経の光線治療を行い、それから、全身光線治療を行っていきます。
左右咽喉部(首の横にある星状神経節は自律神経の最高中枢の視床下部に直結している)を照射。
それから、初めの10回程度までは、両足裏部・両膝部・腰部・(腹部は10回目以降)・背正中部または肩甲骨間部・後頭部を各10分間照射。
背正中部や肩甲骨間部は10分間~20分間当てると、胃や胸のムカムカ感が治まることが多い。
Y・Sさんは、社交的な方で、ジム通い、水泳教室、カラオケなどの趣味が多く、もともと体をよく使って見える方なので、光線治療の効きが良く、治療20回(5か月通院)で、ムカムカの症状が月に15回程度出現していたのが、1~2回程度と激減しました。
治療用カーボンは、左右咽喉部は3002-4008番、それ以外は、3001-4008番や3000-5000番を使いました。