自宅に光線治療器を持っていて、たまに時間があると足裏だけをテレビを観ながら当てていました。
会社の検診の際に乳癌を疑われて後日精密検査を行い、ステージⅡと診断された。右リンパ節にも1つあると言われ、治療方針は右乳房と右リンパ節の全摘、その後に抗がん剤治療を6回、さらに放射線治療25回と言われた。
これだけの治療を受けたにも関わらず、体調は良く仕事も家事も普段通りに出来た。
しかし、最後の放射線治療25回目からちょうど1年後に急に体の節々が痛くなり、癌治療をして頂いた先生の診察を受けたが、再発などの問題はないと言われた。
痛み止めをもらって様子を見ていたが、段々と痛みが強くなり再度診察を受けて、強い痛み止めをもらった。
定期的にがん検診を受けながら痛み止めを処方してもらい、何か他に体に良いものはないかと考えていたら目の前の光線治療器が目に入り、そっか光線を当てると少しは楽になるんじゃないかと思い、当て方などを教えてもらうついでにたんぽぽ光線も受けてみようとご主人と一緒に来院されました。
見た目には少し疲れているだけの印象でしたが、実際は息切れ、動悸、全身の冷え、少し動くと疲れて寝込む、全身の痛みで特に背中痛などが症状です。
癌治療後の虚弱体質は、彼女の場合は3000-5000番を使うことにしましょう。(※ミトコンドリア活性です!)
初めの3か月間は非常に重要で毎週1回の通院治療で、体をしっかり整えていきます。※患者さんによって光線照射方法や通院の間隔は色々であり、決して同じではありません。
照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腰部・腰上部・肩甲骨間部・後頭部を各5分間照射。(2パターン) ※患部照射は無しで、全身光線のみです。
光線照射後に優しくさするようにマッサージをします。(10分間)
1年間の休業中に体重を増やして体力をつけるコウケントー光線です。
現在、通院6か月目ですが、癌治療前の体重が44㎏→癌治療後39㎏→6か月目の現在45㎏です。
息切れ・動悸・冷え・疲れ・痛みが相当に和らいで通常通りになりましたが、今までの臨床で見てきたことは、患者さんはここで油断してしまいます。
もう大丈夫じゃんって思うんです。だめですよ。1年かけて良くすると決めたら、光線を1年続けるんです。
油断したらいかんよと言いながら、現在も3000-5000番のままでコウケントー光線治療を週に1回の通院治療を継続中です。
※なぜ1年間の通院なのか?これは季節によって体調の変化があるからです。1年を通して体調の変化を観察しないと何とも言えないからです。