F・Mさん56歳女性、長年の座り仕事で痔になり出血があり、お尻回りの痛みもあるときのコウケントー光線治療方法。

F・Mさん56歳女性、長年の座り仕事で痔になり出血があり、お尻回りの痛みもあるときのコウケントー光線治療方法。

痔の光線照射は、とても良く効くので1号集光器を使って肛門部を中心に狙いを定めて当てます。

照射時間は、はじめのうちは10分~15分程度として、段々と長くして最終的には30分~1時間くらい当てます。

よく当てたほうが効果的です。(場合によって肛門部周囲にワセリンなどを薄く塗ってから当てます。)

お尻のコリは坐骨神経痛と思われますが、これは単なる「お尻コリ」であることが多いです。

なのでよくもみほぐしてあげると軽くなり楽になります。

F・Mさんの光線照射は、両足裏部・両足首部(←むくみがある時は必ず当てます)・両膝部・腹部・腰部・お尻・後頭部に合計60分間。

治療用カーボンは、3001‐4008番、3002‐5000番を併用。

光線照射後に、体全体のマッサージを10分程度します。

通院4回目で、痔の違和感はなくなり、足のむくみはスッキリして、お尻の痛みは感じなくなったそうです。

今のお仕事を続けている間は、痔の再発を起こしやすく、足のむくみも出現しやすいので、定期的な光線(月に2回)をおススメしました。

ここで気を付けてほしいことがあります。

それは、痔をもっているからと言って、出血が必ずしも痔が原因であると思わないことです。

年齢的にまずは「がん」を疑うことです。なぜなら女性の大腸癌(とくに直腸癌)は非常に多いですし、大腸癌で亡くなる方は女性のガン死亡率№1だからです。

痔だから出血しても光線を当てればいいと思わず、必ず肛門科を受診して検査と治療を受けて、それから光線治療も併用してください。

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