暑い夏の日に部屋の中で過ごし過ぎるとアトピー性皮膚炎によくない

光線研究 第513号 (転載許可済)
17歳 高校生男子 アトピー性皮膚炎
◆症状の経過
小学生でアトピー性皮膚炎を発症、中学生の頃より悪化し全身に症状が出ていた。
汗をかくと痒みが強くなるので運動を敬遠し、夏でも一日中クーラーをつけた自室で過ごすことが多かった。
一年中手足の冷えは強く、食欲もなく、全身のだるさで無気力な状態であった。
夏休みに、アトピー性皮膚炎治療のため親戚の紹介で、光線研究所附属診療所を受診した。
◆治療用カーボン3001-3002番を使用し、両足裏部・両膝部・後大腿部・腹部・腰部・胸部・背中全体・顔部(2号集光器)を各5分間~10分間照射。
CIMG0006 (1)
CIMG0012 (1)
◆治療の経過
自宅で光線治療を行った。
治療開始1ヵ月で皮膚のかさつきが取れ、痒みがなくなった。
治療でからだが温まり空腹感を感じ、食事がおいしくなった。
からだが冷え切っていたことに気づき、出来るだけ冷房を使わないように生活スタイルを変更した。
皮膚状態が良くなり汗をかいても痒みを感じなくなったので、積極的に外出するようになった。
◆光線研究所の解説
冷房が効いている室内は気温だけでなく湿度もたいへん低くなっています。
この環境は、皮膚の乾燥を助長することになり、アトピー性皮膚炎悪化の要因にもなります。
また、締め切った部屋は、空気中の細菌類が数十倍になっていることもあり、アレルギー体質の人には要注意の環境といえます。
部屋の定期的な換気が必要です。
PAGE TOP