糖尿病は「食事療法」・「運動療法」をしっかり行って、光線照射で効果アップ
光線研究 第518号
糖尿病の可視総合光線療法
糖尿病のコントロールには食事・運動療法は不可欠で、これをしっかり行わない限り光線療法も十分に治療効果を発揮することは出来ません。
光線治療を始めたら、血糖値の変化が少なくなり、空腹時血糖値の数値が下がってきたとか、HbA1Ⅽ値が小さくなったということがよくあります。
食物中の糖質は小腸でブドウ糖に分解されてから門脈を通じて肝臓に運ばれます。
肝臓はこのブドウ糖を蓄えたり血液中に放出して血糖値を調節しています。
光線治療で全身の血液循環が良好になると、小腸でのブドウ糖吸収が促進され、肝臓への流入血液量が増加します。
また、新陳代謝を活発にし、全身でブドウ糖の消費を促進させるため、肝臓での血糖値のコントロールを行いやすくし、糖化タンパクの生成を抑制すると考えられます。
また、光線照射により産生されるビタミンDは、カルシウム代謝を介して膵臓に働きかけてインスリンの分泌を促進します。
神経障害に対しては、末梢の血行を改善させることで、細胞が必要とする酸素や栄養素を供給します。
その結果、感覚神経や運動神経の異常が起こりにくくなり、しびれや違和感が軽減されます。
また、十分な血液を筋肉組織に供給することで、冷え症を改善し筋肉を柔らかく保ち機能障害を防ぎ、運動療法を行いやすい環境を作り出します。
全身状態が改善されると、自律神経障害による全身の様々な症状は軽快していきます。
光線療法
治療用カーボン:3001-4008番。
症状により3000-5000番、3002-5000番、3002-4008番、1000-3001番など。
照射部位:両足裏部・両足首部・両膝部を各10分間、肝臓部・背正中部・後頭部を各5分間。
症状により腓腹筋部・腹部・腰部・左右咽喉部(2号集光器使用)などを追加照射する。
不調の悩みの方は、ぜひ名古屋市のたんぽぽ鍼灸指圧接骨院の光線療法をお試しください。