15年以上通われている70代女性の患者様。必ず週1回のたんぽぽ光線を受けに来るのですが、当てる部位は、「喉」と「両足裏部」だけを40分間。
コウケントー光線治療は肌に直接照射しますが、彼女は肌を見せたくないので当てられる部位だけ当てて欲しいと来院されました。15年前に親友が癌を患い、コウケントー光線治療を当てていたのを自宅にお見舞いに行った時に見てから、自分の健康にも使おうと思ったらしいのです。
健康管理って言っても、たばこは吸うし、お酒は毎晩飲んでいるんですけど。当時は咳をしだすと必ず体調を崩していたらしいのです。
無理に全身光線をさせる必要もないと思ったので、言われた通りに両足裏部と喉に光線照射を行いました。たばこで肺が真っ黒になっているから、せめて前のチャックだけでも下して、胸(肺)くらいは当たるようにした方がいいと言いました。(素直に聞き入れました。)
たばこを吸うとニコチンで血管が収縮して血流を悪くして、気管支などの粘膜の免疫力が弱くなるので、当然、粘膜に細菌やウイルスが付着して増殖して風邪やインフルエンザを発症します。
光線を受ける以前はすぐに感染症にかかっていましたが、年々咳をしなくなり風邪を引かず、耳はしっかり聞こえて、唾液が20代と変わらないくらいに多く、虫歯は無く、歯が丈夫と歯科医に言われ、お顔に張りと艶があり、15年前よりも疲れにくいと言っています。
70代女性のように、お顔の張りと艶を保ち、唾液が多く虫歯になりにくい、耳がしっかりしている、疲れにくい、感染症になりずらいなどの光線照射方法を皆さんにもシェアします。
治療用カーボンは、3001-4008番。
照射部位は、両足裏部と喉。ですが、頭を右に向けたり、左に向けたりして左右の顔面部~耳部~首筋まで当てます。集光器は使いません。お顔の正面部はお顔~喉~胸(デコルテ)まで当てています。
照射時間と照射距離は、40分間で約30cm離して当てます。
ちなみに、70歳の時に市の健診でオプションの頸動脈エコーを受けたら、全く綺麗な頸動脈だと褒められたそうです。脳ドッグでも脳の萎縮が少なく頭蓋骨との隙間がなく、若い脳だと言われたそうです。
※自宅で出来る最高の光線治療は、両足裏部と喉と左右首筋です。これだけでも光線効果はしっかり現れます。根気に続けた15年間の結晶です。

