たんぽぽ光線に通われている患者様の中には、年齢に関係なく寝付けない方のご相談をよく受けます。
30代~50代の男女の患者様で寝付けない方は、1日中座業されている場合がほとんどです。デスクワークは、頭ばかりをフル回転させているので、首から下は動かしません。なので、やたらに頭が覚醒しつづけて、夜になっても頭がクールダウンせず、頭(脳)が交感神経過緊張状態のままです。
仕事が終わっても仕事のことをばかりを考えていると余計に頭が覚醒して眠れません。
たんぽぽは、寝付けない患者様に頭(脳)と身体の疲労具合を均等にしなさいとアドバイスをしています。
頭(脳)だけが疲れて、首から下の身体は疲れていないとういことは・・・、
脳は交感神経過緊張、身体は副交感神経過緊張のアンバランスな状態になっているわけです。
仕事終わりにジムで汗を流すとか、ホットヨガに通ったりとか、ランニングをするとか、自転車通勤するとか、何でもいいから身体に疲労を与えて脳と身体の疲労のバランスを一緒にしてくださいと言います。
加えて、週1回や月2回のたんぽぽ全身6台光線でさらに身体全体の血行を良くして代謝を高めて整えてあげると、睡眠障害は軽減しやすくなります。
次に高齢の方の睡眠障害ですが、乱暴な言い方をすれば、用事がない限り家から出ない方は寝れなくて当たり前の場合もあります。
身体を動かさないと脳も体も副交感神経過緊張の状態にあるからです。リラックス状態が長く続くと、気力が湧かないので、何をするにも面倒くさいになります。
このリラックス状態を脱却するために全身6台光線を行います。初めのうちは、しんどいですが、光線に慣れてくれば気持ちの良い刺激になり、心も体も温まってきます。温まると交感神経が働いてきますから、気力が湧いてきて、活力が出ます。
町内の清掃活動、ボランティア活動など何でも参加してみて、交流の輪を広げるきっかけ作りをしますと、外に出かける機会が増えて、しゃべる・話すことが多くなり、頭(脳)と身体に疲労感を作ります。
ちょっとしたきっかけで、睡眠ができるようになります。中には光線だけで良いと言われる方も見えますが。
※睡眠障害のコウケントー光線治療は、全身6台光線で徹底的に全身の疲労感を作り、脳に疲労を覚えさせることです。

