80代男性の急性大動脈解離のコウケントー光線治療方法

80代男性の急性大動脈解離のコウケントー光線治療方法

ご主人が自宅で突然倒れて意識を失い呼吸もなく、奥様が119番通報した際に心肺蘇生の指導を受けて言われた通りに心臓マッサージをしていたら息を吹き返して一命を取り留めた。

それから救急で病院へ運ばれて診察の結果は、急性大動脈解離だったそうです。

2週間の入院で特別に治療はなかったらしく、ただ徹底的に降圧剤で血圧を物凄く下げられたそうです。あとは解離した動脈は自然に治癒するのをただ大人しく待って安静にするのみ。

2週間の入院で足腰が相当に弱ってしまい、リハビリテーション病院に転院。1か月間のリハビリの後に退院して施設に入られました。

施設から外出許可をもらってたんぽぽ光線に5年ぶりに来院されました。すっかり痩せ細った感じでしたが、杖をつきながら歩くことが出来るようになり良かったです。

体力をつけて自立して家に帰りたいので、5年前と同じようにコウケントー光線治療をして欲しいと言われました。

コウケントー光線治療は、光の作用で体内に『一酸化窒素』を作ります。これは血管を修復して若返らせて柔軟にしてくれる作用があります。このような作用は、他の施術にはないコウケントー光線治療ならではのメリットです。

高齢で大動脈解離をされた方なので、光線照射はふわっと当てます。寒くないように光だけを当てる感じです。

はじめに両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腰部・背正中部の6ヵ所を15分間照射。
次に左右咽喉部と両足裏部を15分間照射。

光線照射後の血圧は、80/40mmHgです。脈は68/分。

光線照射後は、身体がポカポカして気持ち良かったと言われました。

コウケントー光線治療はこれから週1回~2回を継続されたいとのことです。

※体力の低下、全身状態、持病など色々と考慮して当て方を決めます。腹部の照射はもう少し後から行うつもりです。

※降圧剤を服用していてもコウケントー光線治療を行っても大丈夫です。降圧剤を朝に服用してそのまま午前中にコウケントー光線治療を受けても問題はありません。

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