60歳女性の方。最近になって急に車に酔うようになりました。コウケントー光線治療方法を教えてください。

60歳女性の方。最近になって急に車に酔うようになりました。コウケントー光線治療方法を教えてください。

彼女は両親の介護とパートのお仕事をされていて、特にご両親の世話が大変で毎週末に実家へ帰っては、ご両親のお世話をされているそうです。

また気圧病もあり、天気が悪くなる前日は特に頭痛や肩こりがひどくなるようです。

皆さんにシェアしたいのは、ただの車酔いではなく、なぜ自分の身体がそうなってしまったのかを思い返してみるといいと思います。

彼女の場合は、5年前から少しずつ始まったご両親の介護。月に1度程度だった実家帰りがここ1年は毎週末になり、必ず1泊して実家の掃除やらケアマネージャーさん方との面談などで心労が絶えないのが原因ではないかとお話しをしました。

身体が休まらないと常に交感神経が過敏になっている状態です。交感神経過緊張状態は、眠れない・食欲不振・身体のこわばり・血管が収縮して冷え症・関節痛・腰痛・頭痛・肩こり・イライラなどの自律神経症状を呈します。

自律神経症状がピークになった際に、実家へ向かう最中に車酔いを発症したのでしょう。

60歳女性の車酔いのコウケントー光線治療方法は、溜まった疲労をとことん解消することです。

まずは高ぶった交感神経過緊張状態を和らげるために、
①左右咽喉部(←交感神経節)を良く当てて副交感神経を優位にします。
②次に全身光線は両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部の6ヵ所を同時光線照射45分間。
(気持ち良い光線照射を45分間当てることで心地良い疲労感を作ります)

合計75分間の光線照射をしましたが、家に帰ってバタンキューで翌朝まで9時間も熟睡できたそうです。

神経が高ぶっている方には、荒療治かもしれませんが、光線照射をたっぷり当てて高ぶった神経をこれでもかと高ぶらせることもします。すると、高ぶった神経がストンと下がって副交感神経が優位になるのです。なので熟睡できるのです。

神経が過敏なっているということは、脳がめちゃめちゃに疲れちゃっているんです。疲れた脳を休ませる方法は、睡眠しかありません。

初めての来院から10日間のうちに3回のたんぽぽ光線を受けに見えました。すると車酔いはなくなり、自律神経症状は半減したそうです。夜も良く眠れて疲れにくくなったそうです。

現在は、不定期に平日の仕事帰りにたんぽぽ光線とマッサージを受けに来院されています。

※あえてたっぷり当てて疲労感を作り、神経を一旦落ち着かせるコウケントー光線治療方法でした。

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