人間の身体は何歳になっても暑さに慣れる「夏仕様」、寒さに慣れる「冬仕様」に変化や順応出来ます。
これを暑熱順化とか寒冷順化と言います。
暑い時期にコウケントー光線治療なんてと思うかもしれませんが、暑い時期だからこそたっぷりとコウケントー光線治療を受けて、暑さに慣れる「夏仕様」の身体にしなくてはいけません。
暑さに身体を慣れさせる光線照射方法は、「腹部」・「腰部」の2ヵ所をとくに良く当てることです。
体幹の中央である腹部と腰部の光線照射を行うことで、熱が上下(頭や足)に伝わりやすく、体全体が程よくポカポカしてきて、夏の暑さに慣れやすくなります。うっすらと汗をかいてもいいでしょう。
※汗は体温調節で出るため、熱中症対策になりますし、自律神経を強化します。
また、腹部と腰部の光線照射によって胃腸や肝臓や腎臓などを温めて、胃腸虚弱による食欲低下を防ぎ、腎の水分代謝を高めて取り過ぎた水分の排出、肝臓の夏バテした体にエネルギーを分配することで、夏に強い身体を作ります。
※体全体の血液循環を良くするのは、両足裏部や後頭部だけでなく、「腹部」・「腰部」もまた、全身血液循環を良くして体調を整えてくれる部位です。夏こそしっかりと当ててください。