痔瘻の可視総合光線療法

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光線研究 第436号
【痔瘻】
肛門内の歯状線の所に肛門腺があり、この出口はやや窪み細菌が入りやすい状態になっています。
ここに感染が起こると、肛門のまわりに炎症を起こし膿瘍になり、これが破れて直腸内と皮膚との間に出来たり治り難い管状のものが痔瘻です。
男性に多い。
膿が出ると腫れて痛みが強く、時には発熱します。
これが破けて排膿すると痛みはなくなります。
しかし、これで治った訳でなく、大多数は痔瘻となり膿が出たり、分泌物が出たりしてジュクジュクし不快感があります。
症状がいったんよくなっても再び同じように腫れて痛みが出てくることがあります。
これを繰り返していると症状が進んで治り難くなって行きます。
【痔瘻の光線治療】
治療用カーボン:3001-4008番、又は3002-5000番。
照射部位:両足裏部・両膝部・腰部・左右下腹部・肛門部。
照射時間:各5分間~10分間、肛門部は15分間~20分間とやや長めに照射します。
1日1回行います。

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