たんぽぽ先生ちょっといいですか。と治療院の隅まで呼ばれて何かと聞くと、「実は勃起不全にコウケントー光線治療はいいですかね?」と相談を受けることが結構あります。
これはいやらしい話でも何でもなくて、男性としての根幹を揺るがす深刻な相談なんです💦
この問題をコウケントー光線治療で行う場合は、全身照射が基本になります。患部の照射ではありません。
血流と一口に言っても、末端の血流は身体にいくつもあると思います。
例えば、腕の末端は指先。足の末端は足先。でも手足だけが末端ではありません。
頭の末端は目、鼻、口、耳、脳の深部です。体幹の末端は股間部です。
実は股間部は、血管の末端の末端で最終です。そこに陰部があります。
中高年になると、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、そして肥満になりやすい。
いわゆる生活習慣病になってしまうと何が問題かと言うと、血管を傷つけてしまって、動脈硬化を引き起こしてしまいます。
知らず知らずのうちに、末端の血流(股間部)が悪くなって、そこにまたストレスがかかって血管は収縮し、動脈硬化が加わって、いつの間にかED(勃起不全)になってしまいます。
軽度であれば、バイアグラなどの薬で何とかなるかもしれませんが、根本は生活習慣病の改善が必要で、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、肥満を少しでも良くした方がいいです。
そのためには食事、運動、良質な睡眠がベースにあって、コウケントー光線治療の全身光線です。
要は、EDを少しでも改善したければ、全身状態を良くしないとダメだってことです。
コウケントー光線治療を当てると、身体の中にいっぱい一酸化窒素ができます。この物質は血管を柔軟にして柔らかくする作用があります。動脈硬化の予防や改善に繋がります。
※ちなみに鼻呼吸をするだけでも一酸化窒素はできます。口呼吸はダメ。
※バイアグラの原料の1つはこの一酸化窒素です。
生活習慣病の改善と週1回の全身光線を1年間続けてみましょう。相当な変化があると思います。