ここ数ヶ月間で新規で関節リウマチ2名、局所強皮症1名、全身性エリテマトーデス1名の膠原病のコウケントー光線治療を行っています。
関節リウマチの方はメトトレキサート服用、強皮症と全身性エリテマトーデスの方はステロイド薬服用をされています。
膠原病のコウケントー光線治療の第一目的は、熱と光で血行を良くし、ミトコンドリアを活性して代謝・体温を上げて、内臓機能、血管、神経、骨、筋肉の衰えを抑えて全身状態を整えてあげることです。
関節リウマチなどの膠原病はまずは体調を整えるコウケントー光線が大切ですので、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部の基本照射を各5分間行っていきます。
※優しい光線照射を行っても陽性反応が出現することがありますが、そのうちに出なくなりますので心配はいりません。
すると光線治療効果が、「快眠」「快食」「快便」という形で現れてきます。
膠原病の治療用カーボンは、3001-3001番が基本です。または3000-4008番を使う場合もあります。
慣れてきたら、3001-5000番、3001-4008番、5002-5002番、1000-4002番などを使っていきます。
基本照射は毎日行うことが理想ですが、反応の出方によって2日に1回、1週間に2回など体調に合わせて光線治療を行います。
光線治療を毎日行えるようになれば、相当体調が整ってきたサインですから、少しずつ照射時間を増やして、基本照射を合計60分くらいできるようにしましょう。
そしたら次に、患部の光線治療を追加照射しましょう。気になる部分を5分から始めて適宜延長します。
膠原病のコウケントー光線は、病院治療(お薬の服用など)を受けながら、光線もしっかりと行い、全身状態が整うまでの目安は、1年~3年と考えて欲しいと思います。