顔のニキビ、手湿疹のお二人ともに薬の服用や病歴はありません。
こういった場合に考えられるのは、冷え・免疫低下・肉体疲労・睡眠不足・代謝低下・低体温(35℃台)・血行不良などです。
全身状態が冷え・疲労・睡眠不足・代謝低下などになると、人によっては顔にニキビとして症状が出たり、手に湿疹として症状が出たりします。
また皮膚だけでなく、肩こり・頭痛・腰痛の筋骨格系、不整脈などの循環器系、下痢便秘・食欲不振などの消化器系など、症状の出方は人それぞれです。
症状がお顔や手に現れた時にその部位だけを照射して症状が治まればいいのですが、治まらない時は全身光線を行います。
ニキビや手湿疹のコウケントー光線治療は3001-3002番を使いますが、患部治療は二の次にしてまずは全身光線を行う時は、3001-4008番、3002-5000番、3000-5000番など使って全身活性化を図ります。
照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部の3点セットはマストです。腰部・腹部・背正中部・後頭部または左右咽喉部を当てていきます。
皮膚疾患のコウケントー光線治療は、患部治療よりも全身状態をしっかり整えることを優先してください。
51歳女性のニキビは、週1回を合計7回でニキビ消失。72歳女性の手湿疹は、週2回を合計23回で手湿疹の腫れと痒み改善です。
手湿疹による腫れ↓
腫れが治まった状態↓