頭痛や首の痛みなどでよく光線照射を行う部位は、後頭部や頸椎下部です。
実際に患者さんの首を触ると、首すじがカチンカチンになっているのですが、もう1か所カチンカチンの部位があります。
それが「うなじ」です。髪の毛の生え際あたりをめがけて1号集光器(又は2号集光器)で光線照射を行ってみてください。
後頭部とそれほど違いはありませんが、この数センチの差で効果が変わります。
照射時間は5分程度から始めて、適宜延長照射をします。
治療用カーボンは、3001-5000番、3001-4008番、3001-5003番などを使用します。
※うなじ部分や後頭部の光線照射時は、必ず髪の毛を縛って首がしっかり出るように当てましょう。
※うなじ部分と併せて光線照射を行って欲しい部位は、おでこです。頭痛、めないなどの症状をより一層緩和してくれます。
※めまいには、うなじ部分と併せて眉間部の光線照射が効果的です。