95歳になる姉のお尻に出来たびらんのコウケントー光線照射のご相談
東京八王子市にお住まいの女性から、名古屋に住まわれているお姉さん95歳のことでご相談に見えました。
お姉さんはずっと一人暮らしでしたが、体力などの衰えから94歳時に老人施設に入居しました。
それまでは何もかも一人でされていたのですが、老人施設に入居してから1日中ベッドで過ごすようになりました。
そしたらお尻が赤くなりびらんになってしまいました。まだ床ずれとまではいきませんが、少しただれています。
たんぽぽ:歩行もままならないということでしたので、施設まで往診に行きました。確かにびらん状になっていましたが、このままでは褥瘡に移行してしまうので、たんぽぽまで福祉タクシーを使って来院してもらうことにしました。
びらんの場合は、3001-3002番を使って光線照射を行います。ちなみに褥瘡(床ずれ)は3001-4008番を使います。
95歳の高齢で、心臓も弱っているということでしたから、両足裏部とお尻全体は5分間。次に両足裏部をなしで、患部のみに1号集光器を使って20分間~30分間。
週に2回の通院治療を行うことで、皮下血流がよくなり、肌再生を促してくれるので褥瘡になりにくくなります。
若いころにお姉さんにとても良くしてもらった恩返しがしたいと心温まるお話を聞かせてくれました。
たんぽぽも微力ながら彼女の思いに答えたいと思います。