普段は畑仕事をされている82歳女性の方は、脇腹に痛みがあったので筋肉痛だと思い1日放っておいたら、痛みがだんだんとひどくなり、発疹が出てきたので慌てて病院を受診して帯状疱疹と診断されました。
病院の先生の言われた通りに1週間分のお薬を服用しましたが痛みは治まらず痛み止めを服用。
夜寝ている時などに痛みで目が覚めるので何とかならないかと娘さんと一緒にたんぽぽ光線に来院されました。
たんぽぽ光線の症例や光線研究所の症例で、半年以上も経過した帯状疱疹後神経痛が良くなった方もいますから、一度試してみたらといかがですかと言いました。
慢性に経過した痛みには、6台光線がとっても役に立ちます。なぜなら患部照射に加えて基本照射も同時に当てることで身体の活性化が高まるからです。
照射部位は、両足裏部・両膝部・腹部・腰部と患部の挟み込みの6台同時光線照射を40分間。
基本部位は3001-4008番、3000-5000番、3002-5000番などを使い、患部は1000-3001番で1号集光器を使用。
身体が活性しますので、帯状疱疹後神経痛のある脇腹は光線照射中に痛みが出ます。痛みが出てもそのまま光線照射を継続しますと、残り10分くらいから痛みはスーッと引いていきます。
これを週2回行い、痛みが完全に治まるまで4か月間かかりました。(光線回数31回)
場合によっては治り切らないこともありますので、今回は高齢でありながら痛みが改善して良かったです。
※損傷した末梢神経細胞の回復には非常に時間がかかりますので、ご自宅で光線治療を行う場合は、根気に毎日患部照射を30分~40分と長めに当ててください。当てたり当てなかったりでは、良くなりません。

