耳が化膿して耳鼻咽喉科を受診。そこで抗生物質と塗り薬を処方してもらい、1週間ほどは良かったけれども、また膿んできてので追加で抗生物質を処方してもらったのはいいけど、下痢がひどくなり抗生物質を服用するのを止めて塗り薬のみを使用。
早く何とかならないかとたんぽぽ光線に来られました。
こういう場合のコウケントー光線治療は、患部に直接光線照射を行いますが、治療用カーボンは3001-5000番を使います。
もちろん、3001-4008番でもいいですよ。たんぽぽ光線は3001-5000番の弱めのカーボンを使って患側の耳部に長めに光線照射をしていきます。
長めは、今回の場合は45分間照射です。2号集光器を使います。
せっかくなので、上向きの状態で健側の耳部(←照射前に保湿すること)も当ててあげて、両足裏部も当てます。合計3台の治療器で光線照射をします。
強めのカーボンを組み合わせて光線照射を行う場合もあれば、弱めのカーボンで光線照射をする場合もあります。
化膿した部分に光線照射を行う場合は、じっくりと長めに当てた方が、化膿した部分が皮膚を破って排膿される排膿力が増します、または体内に自然と吸収される吸収力が増します。
60代女性の方は、1週間毎日たんぽぽ光線を照射を行った結果、排膿せずに吸収されました。
※首から上の光線照射の場合、あえて弱いカーボンでじっくりと当ててあげた方が効果が出やすい場合もあります。
※頭痛やめまいなども場合も、おでこや後頭部に3001-5000番を使って5分、10分と当ててみて大丈夫なら、15分、20分と当ててみて大丈夫なら、30分、40分と当てるといいでしょう。
優しい光と熱の作用がグーッと深部に入っていくのを感じて、症状が楽になっていくのが分かります。