60代・40代女性の卵巣癌開腹手術後、50代女性子宮頚癌開腹手術後、50代女性子宮体癌開腹手術後のコウケントー光線治療。

60代・40代女性の卵巣癌開腹手術後、50代女性子宮頚癌開腹手術後、50代女性子宮体癌開腹手術後のコウケントー光線治療。

卵巣癌、子宮体癌、子宮頚癌の開腹手術を受けられた方は皆さん、子宮全摘・左右卵巣全摘・リンパ節廓清されました。

手術後の創部痛(傷口の痛み)、立ち上がる時や歩行時などの腹部痛、お腹の腫れ、尿失禁、足のむくみや重だるさ、お腹の圧迫感や重だるさ、体力低下の回復などの症状でコウケントー光線治療も併用して良くしたいとたんぽぽ光線に来られました。

光線を当てる時は、一人一人の全身状態、体力の程度、体重、症状の種類などの違いはありますが、一般的な開腹手術後のコウケントー光線治療をシェアしたいと思います。

治療用カーボンは、3001-5000番、3001-4008番、または3001-3001番(←一番刺激の弱い組み合わせ)を始めに使います。

照射部位は、両足裏部・両足首部(←両足裏部と組み合わせると足の血液リンパの流れを促す・よく温まる)・両膝部・左右下腹部・腰部・お尻(←光線照射可能なら当てる。おむつをしている場合は当てない)・背正中部・後頭部・左右咽喉部を各5分間光線照射します。

全身の光線照射は30分間以内に収めるといいでしょう。(←当て過ぎると疲労感が出て発熱、腹部の気持ち悪さなどが出るため)

温かくて気持ち良く、もう少し当てたいくらいがちょうどいいです。(←陽性反応を出さないくらいがいい)

無理のない程度の全身光線を週1回継続することが望ましいです。(←間隔を空けない方が体力回復、痛みなどの症状が治りやすい)

コウケントー光線治療に慣れてきたら、各部位を適宜延長照射しますが、傷口はワセリンを塗って長め(20分~30分)に当てると、傷口のケロイド予防になります。

光線治療3か月(治療回数12回)で、お腹の痛み、圧迫感、腹部の重だるさ、尿失禁などの軽くなり、踏ん張っても腹部の違和感を感じにくくなっていきます。(←光線開始時の季節によって効果は変わります。春夏は効果が出やすい。)

コウケントー光線治療にすっかり慣れてきたら、腹部の光線照射をしっかりと行い、傷痕が少しでも目立たないようにケアしていきます。また腸の癒着予防などのケアも兼ねていきます。(←光線照射時は肌を乾燥させないようにワセリンで保湿を忘れずに。)

週1回~月2回の通院を半年間~1年後継続した結果は、開腹手術後の違和感などの症状はなくなり、中には傷口もすっかり綺麗になられた方も見えます。

※コウケントー光線治療に慣れたら、治したい所に光線の光を当てて、血液をその部分に集中させることが重要です。

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